No Name. 2

(´・ω・`)前回のあらすじ(`・ω・´)

い か の お す し 。



名前が思い出せない。


名前はそれぞれあると思っていた。
勿論僕にも。
でも
思い出せなくなってしまった。

僕をどう説明したらいい?
こんな性格をどう言えばいい?


別に名前が思い出せなくても
どうやら生きていける世界だ。
人と接する時は
最初は驚くだろうけど
まあ適当に呼んでくれている。
あの動物園で泳いでるやつは?とかいうと
あぁ飛べない鳥?っていうように。
なくても平気でいる自分がいるからか、
名前の価値について考えなくなってくる。

それよりも個性を見出さなければ。

みんなどう考えているんだろうと
最近よく思ったりする。

価値観はみんな違う。

No Name.

…僕は誰だ。


…思い出せない。


…名前が思い出せない。

どうしてでしょうか
何か原因は?あったっけ?
昨日の夕食は覚えているのに。
スーパーの寿司だった。
イカには塩ふりかけて食べた。
すごく美味かった。塩が。

何か手がかりは?


まず僕はどういう人間なのか?

大雑把に言い表すと
僕は良い人間なのか、
悪い人間なのか。


思い出せない。


そもそも、
その基準は定めていない。


調子が良いときは
周りがとても良い人間に思える。
だけど、
疲れている時は…。




そして僕は思い出した。


そもそも名前なんて一切つける気はないことを…っ!!!

危機感

たまには高校生らしいことでも。


周りがリア充すぎる。

うちのクラスの男子はだいたいだね


リア充爆発したら
体育の授業が成り立たないレベル
(男子が元々一桁なのもあるけど)


こないだ修学旅行だったのですが
その夜中に男子だけで
コーラとお茶と
挙げ句にはお湯を飲みながら
話してたんだけどさ
やっぱり彼女の話なんだよね
羨ましいなーとか思ってたけど。
それで気づいた。

まず好きな人がいないみたい←

きっとどっかで
そういう感情を抑えてるのかもしれないけど


いや、分からない。



とりあえずは
3月に卒業してしまう先輩と歌う
最後の定期演奏会に向けて
合唱に励みたい。


いや、でも修学旅行の深夜は
何だか楽しかった。

合唱

実は一昨日ぐらいに
合唱の大会があり
その練習に打ち込んでいました。

主に音程なんですが
何というか合唱って響きがないと
どんなに正確でも
同じパートで合わせた時に
一つの音になってくれないんです
困ったものだ

なので
もう響きを出す練習をしました。
声を出して口を開け閉めしたり、
上や下を向いたり、
声をどの辺に当てるかにも
かなり音色が変わるんです。
繊細です。
まず耳の下にくぼみが出来るほど
顎を下げて
同時に舌の根も下げ、
口の奥の上顎?を上げて
空気の通り道を広げる。
眉間と鼻に響かせるように声を出す。
上手くいくと鼻から
息が出てるのが分かって
声に響きが出ます。
最近たまーに上手くいきます。

実際本番を歌って
気付いたのは
一番構えておかないといけないのは
意外にも表情なんです

(`ω´)じゃなくて
(<・>Д<・>)みたいに歌うと
高音が届くんですよー
何か力強くなるというか
楽しく歌えます。カッ!

19時20分

僕に
最近彼女が出来たアイツが
こぼしてきた
”居ずらい世の中になってしまった”


何てことだろうか


交流が少ないせいからか
そういう性格なのか
当たり障りのない言葉を
会話に並べる
互いに関心がないからか
内容がつまらないのか
会話が詰まる

とてもぶつかってる気がした


空気が冷えていて
風が強まり
怪しい雲が流れてきた
まだ15時なのに空は薄暗くて
今日もこんな感じに流れて

雨が 雨が


ふったのに浮かない気分
ほとんど予想通りだった
でもこんなはずじゃなかった
重い一粒が落ちてくる
くるまっていても息苦しい
受け止めるしかない
止めることが出来ないなら


語彙がない文章みたいに
繰り返して問い立たせることしか出来ない


脈絡何てないんです

少しどんよりと揺らいでいる気持ち

ochiba

踏み込めば味が出ると思ってさ
何度もこれもいつかのかくし味になるとかで
無駄に足音たてたりなんかしてさ
結局気付いたんだ
みんなの舌と僕の舌は違う
もがいたところで分かりはしない


理屈抜きで考えたらきっと
語る必要ってあるのかなぁと


ぼんやり浮かんだアレもきっと
ここまで苦いんだろな


誘われて来たんだ
もう何も罪はないと
積み上げてきたのはお前たちだろうと。


何を今更、
「どうやって歩いたらいいんだっけ」


積み重ねたやり残った仕事を
僕は身を削るように減らす
もう数字でも割合でもない具合が
すり減らしていく
もう理屈でも倫理でもないぐらいに
誰のかも分からない これはゴミですか
掃除当番は私たち

なぜか なぜか

足跡の後片付けをする度に
また増えていく


そんなつもりはないのに